不動産広告の知っておこう上手な読み方

         
不動産広告の表示項目について

特定用語の使用禁止

基本的に使用できない用語
「完全」「完璧」「絶対」「万全」「百点満点」「パーフェクト」「完全無欠」など

客観的・具体的な事実にもとづく場合のみ使用できる用語
「日本一」「日本初」「○○エリア初」「業界一」「当社のみ」「超」「抜群」など

客観的・具体的な事実にもとづき、そのデータを併せて表示する場合のみに使用できる用語
「最高」「最高級」「一級」「極」「傑出」「随一」「最上」「掘り出し物」「お買い得」
「格安」「破格」「激安」「安値」「バーゲンセール」など

事実に反して使用することができない用語
「特選」「厳選」 など

これらの用語を多用している広告を目にすることもありますが、あまり信用しないほうがよいで
しょうね。
特に格安に思える物件は要注意です。

その他(不当表示・おとり広告など)

その他

不動産の広告をするときには、それぞれの項目(公正競争規約では72項目)について、「実際の
ものよりも優良(あるいは有利)であると誤認されるおそれのある表示」などを禁止しています。
いわゆる『不当表示の禁止』です。

また、居住環境として好ましくないものが将来できることが客観的にはっきりしているときには、
パンフレットなどに必ず表示されることになっています。さらに、物件の物理的な欠陥や法令など
による重大な利用の制限、消費者にとって著しく不利益となる事項については、明確に表示する
ことが義務付けられています。

『おとり広告』についても当然ながら禁止されています。『おとり広告』とは、実際には存在し
ない不動産、あるいは取引する意思がない不動産、取引できない不動産について、取引できると
“誤認されるおそれ”のある表示が該当します。

 

 

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